■マーメイドステークス 競馬予想のポイント
・勝馬は1ケタ人気馬から
・差し馬が優秀
・逃げ馬の一発には警戒
阪神競馬場、芝2000mで施行される中央競馬の重賞競走。ハンデキャップ競走となっておりい、年齢は3歳以上。牝馬限定の重賞となっている。3歳以上となってはいるが、3歳馬が出走することは稀である。
第1回の施行は1996年で比較的歴史の浅い重賞となっている。グレードによる格付けはG3となっている。
福島牝馬ステークスや
ヴィクトリアマイルで成績を残せなかった馬が挑戦する傾向がある。
過去の成績からレース内容をひも解いてみると、勝馬のほとんどは1ケタ人気馬から輩出されている。ただし、4〜6番人気の馬からは勝馬が排出されていない結果となっている。8番人気馬に限って言えば、3着以内の馬を1頭も輩出していない結果となっている。2着馬・3着馬となると幅広い人気の馬が結果を残している。
脚質では差し馬が勝鞍トップの成績となっており、勝率も悪く無い数字となっている。次いで健闘しているのは追い込み馬で、前に行った馬は阪神の急坂で脚が止まってしまうことを物語っている。ただし、開幕週と言うこともあって逃げ馬に関してだけは一発を秘めているので、競馬予想の際には注意を払っておこう。
枠順では、各枠で大きな差は見られないが、2・4・5枠の複勝率が高い傾向が出ている。一方で1枠が若干低い数字になっているが、歴史が浅いこともあり、データが不完全な印象。予想に反映させる前に馬の能力を重視した方が良いだろう。
その他、前走レースでは最も分布が多いのは前走
ヴィクトリアマイル組。しかし、勝馬は輩出しておらず2着までと言う結果になっている。
福島牝馬ステークス、
阪神牝馬ステークス、
京都牝馬ステークス経由で臨んだ馬は、過去に馬券になったことは無いというデータになっており、今後もこの傾向が続くのか注目に値する。過去の勝馬はオープン戦や、1600万・1000万戦などを経由した格上挑戦組が多く、かつそれらのレースで負けていた馬の巻き返しも多いという傾向が出ているので、競馬予想の際には前走着順にこだわり過ぎないようにしよう。