中京11レース 愛知杯(G3)
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2021年1月16日 中京11レース 愛知杯(G3)

@ドナウデルタ
調子→
「距離は分からないが、ゴチャつく競馬はあまり良くないみたい。順調にきて具合はいい。すんなりしたレースをしてもらいたい。」との陣営談。しかし結果は11着と振るわず…。レース振りから察するに、陣営が想像していた以上に距離に融通は利かないという印象。

Aウインマイティー
調子↑
秋華賞のダメージがあったのか、前走は周囲を気にして力を出せなかった。動きはいいし、ブリンカーを着用して変化を。」と復調を見込んだ今回だったが、結果は14着と大敗。体調自体は上向いていたものの、ブリンカー装着が裏目に出たか。

Bディアンドル
調子↑
「前走はラストもそんなに止まってはいないですからね。距離も2回目ですし、自分の形で気分良く運べれば、もう少し粘りも増してくると思います。」と人気薄でも少なからず期待は寄せていた様だが、結果は10着。1000メートル通過タイムが57.9秒と非常に速く、結果的に差し馬の台頭を許してしまった。池添謙一騎手には珍しく下手に乗ってしまった印象。

Cウラヌスチャーム
調子→
「問題なく調教ができたし、前回と同じくらいの状態。タフな馬場は合うし、自分の競馬に徹して展開が向けば。」とは戦前の陣営談。想定より後方に控えてしまった印象も、結果的には展開が向いて3着。上位2頭は強かったものの、この馬本来の力を示す事は出来た。

Dセンテリュオ
調子→
「順調に追い切りを消化できたし、万全の状態。ただ、左回りの実績がない点と他馬との斤量差は気掛かり。展開や鞍上のアシストにも期待したい。」と今回陣営は意外にも控えめなコメント。結果的に悪い予感が当たったと見るべきか、11着と大敗を喫する事に…。位置取り自体は悪くなかったが、想像以上に左回りコースが得意ではないという印象。

Eタガノアスワド
調子→
「前走は鞍上がうまくなだめて乗ってくれたし、見せ場はあった。引き続き体調も良さそうなので自分の競馬ができれば。」とのコメントも、結果は18着。前半から非常に速いペースに巻き込まれる形。状態が良かっただけに陣営としては無念か。

Fサトノガーネット
調子→
「今回は放牧帰りでもカイバの食いが安定しており、バリバリ乗り込むことができた。前走は展開が不向き。ハンデは背負うが、流れ一つで巻き返していい。」と人気薄ながらコメントは強気。それ故に5着という結果も陣営サイドはやや不満か。

Gサマーセント
調子→
「前走は自分のリズムで走れなかったのが全て。馬体増は成長分ですし、しっかりと乗り込んで仕上がりは良好。牝馬同士だし、リズム良く運べれば。」とのコメントも結果は16着。前走から更に10キロの馬体増、本当に仕上がっていたか?少々疑問符が付くと言わざるを得ない一戦だったか。

Hカセドラルベル
調子→
「前走は動きたい時に動けず、持ち味を生かせなかった。体つきが良くなり、パワーは十分。今の馬場も合う。完歩の大きい馬だから、自分のリズムで運ばせたい。」との陣営談だったが8着敗走。序盤から全くペースについていけず、やや消化不足に終わってしまったという印象が強い。

Iサトノダムゼル
調子→
「この中間に軽めのスクミはあったが、調教計画に影響のない程度。息遣いは前走時より更に良くなっている。53キロのハンデもいい。今後のために何とか賞金加算を。」と意気込むも、結果は7着敗走。序盤から速いペースに巻き込まれ、道中脚を溜められなかったのが結果的には痛恨だったか。

Jデンコウアンジュ
調子→
「前走はスムーズさを欠くレースになってしまった。時期的に体を絞りにくいところがあるし、実質的にハンデを背負ってしまうが、展開が向いて、この馬の末脚を生かせるようなら。」との陣営コメント。展開は向いたものの、最後まで差し込めず結果は6着。この展開で上位入線しない辺り、流石に往年程の力は無いか。

Kレッドアステル
調子↑
「短期放牧を挟んでここへチャレンジすることに。直線は単路で楽に好タイムが出て体調はいい。輸送で体を維持できるかが鍵だが、ハンデ差があって牝馬同士なら重賞でもやれるはず。」との陣営コメント。懸念通り、輸送で馬体を維持する事が出来ずマイナス6キロ…。故に12着も敗因は明確。適条件で改めて注目したい。

Lアブレイズ
調子↑
「前走は周りの馬に嫌気がさしていたし、2度ほど挟まれる不利もあった。その後はここを目標に調整。ハンデ差は生かしたい。」と低評価ながら陣営サイドのコメントは上々。巧みな鞍上の手綱捌きも有り、結果は小差4着と惜しい内容。見込み通り人気に反発した形だが、このレースが目標だっただけにその点は無念か。

Mランブリングアレー
調子→
「前走は中山マイル戦の外枠が響いた感じで脚がたまらず。引き続き状態はいいし、今回は実績のある距離。牝馬限定のハンデ戦でチャンスはあると思う。」とのコメント通り、勝ち馬を惜しい所まで追い詰めての2着。実績ある距離だった事に加え、先行馬総崩れの展開も大きく当馬に味方した。

Nシゲルピンクダイヤ
調子→
「前走はすんなりゲートに入ってくれた。抜け出してから遊ぶ面はあったけど、スムーズなレースだったし、いい内容だった。距離も合っている印象だった。けいこの動きが良くて、元気いっぱい。今で490キロくらいある。今回もスタートさえ五分に切ってくれれば。」とのコメントも、結果は9着と振るわず…。前半からペースが非常に速かっただけに、今回に限ってはスタートを決めての先行策が完全に仇となってしまった印象。

Oリンディーホップ
調子→
「前走は持てる力をスムーズに使えた。放牧を挟み、ここを目標に。馬がしっかりしてきたし、中京も合うと思う。ここでどれだけやれるか。」とコメントを寄せたが、結果は15着と大敗。前走がスローペースだっただけに、今回超が付くほどのハイペースで、流石に展開に戸惑ってしまった印象が強い。

Pナルハヤ
調子→
「前走後は在厩調整。このレースを目標に乗り込んだ。左回りでも好走歴があるし、今回も思い切った競馬を。」との陣営コメント。しかし当馬よりテンが速い馬がいた上に、展開も超が付くほどのハイペース。自分の競馬が出来なかっただけに、17着大敗も止む無しか。

Qマジックキャッスル
調子↑
「秋華賞後は山本トレセンに放牧に出て、ここから逆算し12月17日に帰厩。直線はジョッキー・戸崎圭太騎手に感触を掴んでもらっていい動きだった。中京コースも合うイメージ。ハンデも手頃だし、上位争いを期待。」とのコメント通り、最後はランブリングアレーをクビ差抑えきって勝利。このレース照準に仕上げ切った陣営の手腕、そしてハイペースを読み切った鞍上の手綱捌きが冴えた一戦だったと言えるだろう。





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