2021年1月31日 中京11レース　シルクロードステークス（G3）

�@ザイツィンガー
調子↑
「前走は大外枠が堪えたが、体重が増えていたのはいい傾向。しまいは脚を使うし、オープンに上がってからも着順の印象ほど負けていない。流れひとつで前進があっていい。」とのコメントを寄せていたが、結果は8着。実際に脚を使ってはいたが、近走通りやはりもうワンパンチ足りない印象。

�Aライトオンキュー
調子↑
「乗り込みは十分。坂路で好時計も出ているし、動ける態勢。ハンデは少し見込めれた感じもするが、斤量そのものは大丈夫。どんなレースでもできるので期待している。」と相当期待を寄せられたコメント。故に2着という結果も、渾身仕上げを施した陣営としては無念だったか。内容自体は悪くなかったが…今回は1頭別格がいたという印象。

�Bコントラチェック
調子→
「前走は追い出しを待たされたが、直線は馬群を捌きながら良く差を詰めた。芝1200メートルの流れにも楽についていけたし、着順以上に内容は良かったと思う。今の中京の馬場も合いそう。重賞でも楽しみはある。」とのコメントも、今回11着。長いトンネルは未だ抜けられないか。

�Cセイウンコウセイ
調子↑
「セントウルステークスは暑さが影響したし、展開もきつかった。その後、使う予定もあったが体調が整わず、ここに目標を切り替えて放牧を挟んで調整。8歳で58キロと楽ではないが、状態はいいし、実績のある舞台でこの馬の走りが出来れば。」とのコメントも今回5着。復調気配を見せはしたが、年齢が年齢だけに次走上積みがあるかは疑問。

�Dラヴィングアンサー
調子→
「すごく具合がいい。もともと夏場より今の時期の方が良いタイプ。ボコボコした芝は良くないので当日の馬場状態がポイントにはなるが、自分の競馬に徹して展開が向いてくれたら。」とのコメント。陣営の見込み通り自分の競馬には徹したが、追い込み切れずに9着敗走。未だここで通用する能力は有していない印象。

�Eカイザーメランジェ
調子→
「一瞬の脚しか使えない様に、やや乗り難しいタイプ。前走はもう少し前で運べていれば、直線の坂下まで脚を温存できていた印象も。ようやく復調してきたので、今回も乗り方ひとつでは。」とのコメントも、結果は13着。着順ほど負けてはいないが、ココで突き抜ける程の地力は…。

�Fエイティーンガール
調子→
「落ち着きがあるし、思い通りの調整が出来ている。仕掛けてからのアクションの変わり方がこの馬の良さ。道悪でも動けるが、切れる脚を使えるし、できれば良馬場で競馬がしたい。」とのコメントも、今回14着大敗。調整自体は上手くいっていた印象も、現在の中京は見た目以上に荒れている力の要る状態。綺麗な良馬場で見直したいところ。

�Gプリモシーン
調子→
「前回も体調は悪くなかったが、1200メートルの流れに対応出来なかった。ただ、騎手はいい頃の雰囲気に戻りつつあると言ってくれた。体調は良さそうだし、距離2度目で変わり身を。」とのコメントも、結果は12着大敗。舞台は違えど前走と同じ時計、やはり本質的にスプリントは合わない印象。

�Hヴェスターヴァルト
調子↑
「短期放牧を挟んで中身が少し重かったので、直線の当週はしっかりと負荷をかけた。中京コースは合うし、レースを覚えながら力をつけているので、重賞のここでどれだけやれるか見てみたい。」とのコメントも、今回7着敗退。勝ち馬とはコンマ5秒差だけに大敗はしていないものの、レース振りからももう少し地力強化したい感は否めない。

�Iルッジェーロ
調子→
「前走は外を回る形になったが、ラストはいい脚。芝でもやれることは示せた。体に余裕があったので、除外で伸びて更に乗り込めたのもプラス。とにかく寒い時期は調子がいい。相手は強いが、前走のようなレースができれば善戦も可能。」とのコメント通り、敗れこそしたが結果は小差6着。直線では勝ち馬に次ぐ末脚を使っており、展開が向けばまだまだやれる事を示した一戦だった。

�Jリバティハイツ
調子↑
「引退間近ですが、かなり調子を上げているし、中間の動きもしっかり。鞍上の指示にも従順な馬。できれば中団より少し前で流れに乗りたい。」と強気な陣営コメント通り、敗れはしたものの惜しい4着。状態面は明らかに上向いていただけに、陣営としてもここは結果が欲しかったか。

�Kラウダシオン
調子→
「ハンデは想定内。先週しっかりやって体も随分動くようになってきたし、前回に比べて落ち着きがあるのがいい。パワーがあるので今の馬場も気にならない。」とのコメントだったが、しっかり3着と結果を残して見せた。久々の1200メートル戦も、逆にこのくらいの距離の方が向いている印象は強い。

�Lシヴァージ
調子→
「調子ラストの脚は確実だし、使いつつこの馬向きの馬場になってきた。重賞でも通用する力は持っていると思うし、うまくかみ合えば。」との陣営コメント。結果的には全てがハマり、今回1馬身以上の差をつけて突き抜ける圧巻の内容。やや時計が掛かる馬場状態、そして鞍上の巧みなエスコートが光る一戦だった。

�Mトゥラヴェスーラ
調子↑
「前走はスペースを確保してからの脚が速かったし、引き続き左回りで走れるのは何より。追い切りの動きも抜群でした。スタートセンスも良く、速い流れにも対応出来そう。」とレース前は意気込んでいたが、今回15着とまさかの大敗。状態面は悪くない様に映ったが…。敗因が掴めない少々不穏なレースとなってしまった。

�Nモズスーパーフレア
調子↑
「前走は発馬で脚を滑らせて、テンに足を使う形になってしまった。五分ならもっと際どかったと思う。放牧明けだが仕上がりは順調。先週にいい時計も出ている。今回も自分の競馬をするだけだね。」との陣営コメントも、結果17着とまさかの大敗。ペースが速かったのは確かだが、それを踏まえてもあまりに粘りが足りなすぎる一戦。次走立て直せるか注目したい。

�Oミッキースピリット
調子↑
「前走は調教で動いていたし、それがレースにもつながった感じで見せ場はあった。追い切りは坂路で好時計で動いた。状態は前回よりいい。重賞でも頑張ってくれないかな。」と期待を寄せられていたが、結果は18着としんがり大敗。実際は状態面が良くなかったのか、何かしらトラブルがあったのか？中間の稽古では良い動きを見せていただけに、今後がやや不安となる一戦になってしまった。

�Pタイセイアベニール
調子→
「前走は返し馬、道中の感じは良かったが、追って伸びなかった。敗因がつかめないけど、気配そのものは良化。パワーがあるから今の馬場も合う。展開が向けば。」とのコメントも、結果は10着。勝ち馬とはコンマ7秒差だけに、着順ほど大きく負けてはいないが、まだまだ力不足感は否めない。

�Qクリノガウディー
調子↑
「追い切りは予定よりも速い時計が出たけど、無理はしていないし、それだけ体調がいい証拠だと思う。前走は瞬発力の差が出た。のどのことを考えれば、距離短縮はいいし、時計のかかる馬場も合う。」とのコメントも、今回16着と無念の結末。時計こそいいタイムが出てはいるが、中身は未だ本調子ではない印象。