2021年3月14日
阪神11レース フィリーズレビュー(G2)
@ゴールドチャリス
調子→
「早めに帰厩して、何の問題もなく順調に来た。体調はいい。ゴチャつくとリカバリーし辛いタイプだが、スムーズならいいレースはできそう。」とのコメントも、今回12着と結果は振るわず。4コーナーで位置取りを下げてしまったのが痛恨。本質的には1400mよりは1200m向きか。
Aテリーヌ
調子→
「動きはいい。調教で体が減らなくなり、心身共にいい時期にさしかかっているのかなと。舞台設定も合うし、ここでも能力は見劣らないと思う。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。人気よりは善戦するも、現状では展開のハマり待ちという形か。
Bエルカスティージョ
調子↑
「見た目や体重は変わっていないが、使って走りがずいぶん整ってきた。この馬なりによくなっているので、重賞にチャレンジしてみる。センスがあるし、ここでもいい走りが出来れば。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。最後方からのレースとなってしまったのが痛手となってしまったか。とはいえ重賞でも通用する力は持っている。
Cアンブレラデート
調子→
「今週の追い切りは単走だったが、反応もしっかりしていた。同じ舞台の前走でいいレースをしているし、重賞でどこまでやれるか見たい。」とのコメントも、今回4着入線。勝ち馬とはコンマ3秒差、非情に際どい争いだった。展開ひとつで再度重賞でも。
Dシゲルピンクルビー
調子↑
「牧場で乗り込んできたし、けいこの動きも良くて、力を出せる仕上がり。前走はイレ込んでいたし、ハミも取ったり取らなかったりしていた。素質を感じるので、落ち着いてレースに臨めれば。」との強気なコメントを寄せていたが、しっかり結果も残す形で今回1着入線。展開が向いた印象も、姉同様素質を秘めている。再度注目。
Eクープドクール
調子→
「前走はゲート練習の効果を感じる内容。先週末辺りから体調も上向いてきました。距離はこなせると思うので、落ち着いて臨めれば。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。コンマ5秒差、着順ほど内容は悪くない。展開ひとつ。
Fポールネイロン
調子→
「前走は前向きな気性が裏目に。けいこでは以前よりうさ真里がついているし、1ハロン短縮でスムーズに走れないかな。」とのコメントも、今回18着とまさかの最下位入線。距離短縮がプラスに働かなかったのは陣営としても誤算だったか。
Gヨカヨカ
調子↑
「本来は使ってよくなるタイプだが、同じ休み明けだったファンタジーステークスの時より本数もやれているし、体調はいい。特にハナにはこだわらないしが、そうスタートがうまくないので、五分に出て欲しい。」とのコメントも、今回惜しくもクビ差2着。スタートは上手くいったが、結果的には前に立つのが早すぎたか。着差が着差だけに悔やまれる内容。
Hラヴケリー
調子→
「先週にしっかり時計を出したので今週はさらっと。テンションを上げ過ぎないように調整してきたし、順調にきている。あとは折り合いだけ。力はあるので、うまく脚が溜まれば。」とのコメントも、今回10着と大敗。前走とレース振り自体は変わっていない様に映ったが…。重賞でやるには未だ力不足か。
Iヴァーチャリティ
調子→
「当日のイレ込みは課題だが、前走時よりいい状態で臨めるし、レースに行けば折り合いの心配もない。五分の発馬なら。」とのコメントを寄せていたが、今回出遅れて後方から。13着と振るわず…。力を出し切れず勿体ない結末。
Jララクリスティーヌ
調子→
「新馬とは一転、前回は馬混みからの競馬だったが上手に回って、しまいも良く伸びていた。体がなく、調整は難しいが、力はある。ここでどれだけやれるか。」とのコメントも、今回14着と大敗。現状重賞では力不足感が否めない。
Kブルーバード
調子↑
「転厩と脚元の不安で長く休んでいたが、1週前でもびしっと追えたからね。伊達に2連勝している馬ではないという動きを見せている。本質的にはもっと距離が伸びていいと思うが、久々なのでまずは1400メートルを使う。スピードに乗るといいフットワークで走る。」と意外にも強気なコメントを寄せていたが、結果は15着と振るわず。終始後方待機でスピードに乗る事が出来なかった。まだ体も出来ていないか。
Lミニーアイル
調子→
「昨年のファンタジーステークスと同じ舞台だが、その時はイレ込んでしまった。それだけに、ここ2走はそんな面もないし、力は通用すると思う。」とのコメントも、今回3着入線と見せ場十分。落ち着かせる為に後方に控えてしまった為に、前を捉えられず。とはいえ展開ひとつで再度前進があっても。
Mラストリージョ
調子↑
「1週前に乗ったジョッキーには『少し重い』と言われた。今週は自分で感触を確かめたけど、感じは良かったよ。1400メートルの方がいいし、うまく脚をためられれば。」とのコメントも、今回16着と大敗。馬体自体は絞れていた印象も…。ここでやるには力不足か。
Nエイシンヒテン
調子→
「前走は体が減って寂しく映ったが、レースでは頑張ってくれた。カイ食いが良くて体に張りがあって、けいこ時計も出ている。ハナに行った方がリラックスして運べるようだし、その分、脚も溜まっている。道中を自分のリズムで運べれば。」とのコメントも、今回11着と結果は振るわず。ハナに立つどころか好位にも行けず、道中は中団からのレース。力量というよりは乗り方の問題。
Oオパールムーン
調子→
「元々けいこで目立つ馬ではないからね。量は乗れているし、気が良いので息が出来ていれば力は出せる。いい結果を出して本番に向かいたいね。」と強気なコメントを寄せていたが、今回まさかの9着敗走。最後方に控えて脚を余してしまった印象…。鞍上の騎乗ミス感が否めない。
Pフリード
調子→
「中間は放牧へ。気合乗りが良くなって馬体にも成長を感じる。時計勝負に強い馬なので、出来るだけいい馬場でやりたい。」とのコメントも、今回17着と大敗する形。本質的に距離が長いか、直線へ向いてからの伸びが案外。
Qスティクス
調子→
「平坦の6ハロンから坂のある7ハロンになってどうかだが、前走の勝ちっぷりからも能力はあるね。前走後は一旦リセットして、いい状態に仕上がっている。」と意気込んでいたが、結果は7着。とはいえ大きく負けてはおらず、今回は展開に左右された印象が強い。次走スムーズな競馬で改めて注目。