2021年4月4日
阪神11レース 大阪杯(GI)
@モズベッロ
調子→
「今週の動きも良く、先週よりさらに状態は上向いている感じ。体が戻ってきたのもいいし、2200メートルでもいいんじゃないかな。このメンバーでどれだけやれるのか楽しみ。」と好感触コメントを寄せていたが、結果も2着と上々の内容。超が付くほどの重馬場を全く苦にせず。次走以降も道悪なら要注意の1頭だろう。
Aサリオス
調子↑
「シャープなターンの2000メートルはぎりぎり大丈夫だと思う。距離が持つ事を証明したいが、気になるのは馬場。勝っているとはいえ、道悪は大きなマイナス。そこが勝負の鍵を握りそう。体が増えていい方へ向いている。騎手には馬を信じて、自信を持って乗ってもらいたい。」とのコメントを寄せていたが、結果は5着。重馬場が向かないなりに善戦はしたと言えるか。今日の馬場ではこれが精一杯という印象が強い。
Bアーデントリー
調子→
「前走はうまく立ち回ってくれたし、速い時計にも対応してくれた。レース後の回復も早く、叩いた上積みが見込める。道中で脚をためて運んで、どこまで通用するか。」とのコメントも、今回7着と望外の善戦か。こういった馬場を苦にしない分、他馬より上位に上がってきた形。G2、G3でも改めて。
Cブラヴァス
調子→
「前走は4コーナー手前から進んで行かず、馬場がこたえた感じ。前回を除けば最近は崩れないレースが続いていたし、好メンバーだが、良馬場で見直したい。」とのコメント通り、今回8着に敗れる形。最大の敗因はやはり重馬場か。良馬場で巻き返したい。
Dペルシアンナイト
調子→
「もともとが叩き良化タイプ。中間は思惑通りに調教の気配が上向いてきた。当日の馬場状態が鍵だが、3年前に好走した舞台。立ち回りひとつだと思います。」とのコメントも、今回10着に敗れる形。4コーナーでは強気に仕掛けていく形も、逆に直線失速する形。もう少し溜めていく形が良かったか。
Eワグネリアン
調子→
「前回が長期休養明けの一戦だったし、1度使っての上積みは見込める。阪神2000メートルもぴったりの舞台だし、このレースに出走させる3頭の中では渋った馬場にも適正はある。実績的にも十分チャンスはあると思う。」とのコメントも、今回12着とまさかの大敗。予想外の重馬場に苦しんだか。加えて一度使った上積みもあまり見込めなかった印象。
Fコントレイル
調子↑
「菊花賞が激しいレースだったので、ジャパンカップは体調は回復していても精神的なストレスが残っていた。それでも、強い馬を相手に歯を食いしばって頑張ってくれました。いい休養を取ることができて、今は心身ともにいい状態。GIなので相手は強いが、コントレイルの競馬ができればと思っています。」とのコメントも、今回まさかの3着に敗れる形。重馬場を苦にしていたとはいえ、2着馬にも差される形は案外と言える内容か。早めに仕掛けてしまったのが仇となってしまった。
Gレイパパレ
調子↑
「馬体の維持に苦労した前走は精神的にも余裕がなかった印象。その分、ハミを取りすぎていました。今回は帰厩後の調整でも乗りやすさが出て、穏やかにメニューを消化。相手は強いですが、万全の状態で臨めそう。」と自信を覗かせていたが、結果的に重馬場をものともせずそのまま逃げ切って勝利。自ら展開を作って後続に2馬身差。充実振りが窺える一戦だった。
Hクレッシェンドラヴ
調子→
「有馬記念まではフィジカル面でのポテンシャルを頼りにしていたが、今回はメンタル面やハミ受けなどの改善に主眼を置いて調整。7歳になったが、また随分と変わってきた印象を受ける。できれば雨が降って時計のかかる馬場で臨みたい。」とのコメントも、今回11着と大敗する形。思惑通り雨は降ったが、状態面が本当ではなかったか。全く見せ場を作ることができなかった。
Iカデナ
調子→
「いい状態で帰厩し、順調に乗り込む事ができました。追い切りは坂路で好時計。メンバーは強いけど、昨年は小差の4着だったレースだし、良馬場なら展開ひとつで上位争いになっていい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。人気を考えれば望外の善戦も、やはり展開に左右される1頭。現状ではこれが精一杯か。
Jハッピーグリン
調子→
「折り合い面を考えれば、距離短縮はプラス。状態も上がっている。あとはリズム良く運んで、この相手にどこまで通用するか。」とのコメントも、今回大差離された13着に敗れる形。重馬場で脚を削られたか、3コーナーで一杯。
Kグランアレグリア
調子↑
「一生懸命走っている中でも、3〜4コーナーでしっかり我慢ができていた点はよかった。以前に比べると随分乗りやすくなったし、彼女は自分のやるべき仕事をよくわかっている。初めての2000メートルは大きな挑戦だが、調教師をはじめ陣営はそこに関しても自信を持っている様だし、心配ないのでは。休み明けでもあるし、スタートからリラックスして冷静に走ることが一番大事だと思う。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。距離自体は問題ない様に映ったが、重馬場に加え大雨。想像以上にスタミナを削られてしまった。
Lアドマイヤビルゴ
調子→
「前走は荒れて力の要る馬場での2200メートルは厳しかったのかも。本質的には1800〜2000メートルがベストで今回の舞台はぴったり。具合もいいので、このメンバーでどこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。良馬場でこそというタイプだけに、これ程の重馬場では持ち味を出せなかったか。良馬場で改めて。