2021年5月16日
東京11レース ヴィクトリアマイル(GI)
@マジックキャッスル
調子↑
「前走は暖かくなってきたことに加え長距離輸送で馬体が減ったが、この中間はしっかりとカイバを食べて最終追い切りの動きも良かった。輸送が短くなる東京コースに替るのはプラスだし、愛知杯あたりから体幹がしっかりしてきた。しまいの脚が生きる流れになって欲しい。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。崩れず堅実な一方、勝ち切れないレースが続く。
Aシゲルピンクダイヤ
調子↑
「目隠ししてからゲート入りを拡幅してくれたし、レースでも無理をせずいい位置が取れるようになった。相手は強化されるが、距離はベストだと思う。流れに乗った競馬で、能力を出し切ることができれば。」とのコメントも、今回5着に善戦する形。2着馬とはコンマ1秒差だけに悪くない内容。次走以降も展開ひとつ。
Bクリスティ
調子↑
「冬毛が抜けて体の張りが良くなってきたし、いい状態で臨める。GIでの力関係がどうかだが、馬場状態は問わないので、うまくかみ合えば。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着。自らハナを切る積極策も、直線粘り込めず。GIでやるには未だ力不足。
Cイベリス
調子↑
「前走は2番手の馬についてこられて早めに動いた分、最後で知腰甘くなってしまったが、十分な見せ場は作った。短期放牧明けだが、デキの良さを感じる。同型との兼ね合いで、どこから競馬をするかは変わると思うが、2、3番手からでも自分のリズムで運べれば。」とのコメントも、今回大差の18着と大敗を喫する形。展開が向かなかったとはいえあまりにも負けすぎという印象。次走までに立て直せるか。
Dデゼル
調子↑
「前走は初めてのマイル戦で道中の位置取りは想像していたより少し後ろになった。それでも直線だけで差し切った脚を見ると、改めて能力を感じた。強い馬も何頭かいるが、どこまで力が通用するのか、ワクワクしている。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。2着馬とはコンマ2秒差だけに、着順ほど悪くはない内容。現状の力は発揮できたか。
Eグランアレグリア
調子↑
「前走は道中の折り合いこそ良かったが、追い出してからは本来の伸びが見られず。距離が長すぎたのか道悪がこたえたのか、まだはっきりとは分からない。その後はノーザンファーム天栄に放牧に出し、3週間前に帰厩。順調に来たし、今週の追い切りに乗ったルメール騎手もいい感触を持ってくれたようだ。今回はGIも勝っている走り慣れた距離。もっと頑張ってくれると思う。」との強気なコメント通り、今回後続に4馬身差をつける圧勝。直線は持ったままという印象で見た目以上に強い内容。マイル以下なら現状は敵なし。
Fマルターズディオサ
調子↑
「前走後はこのレースを目標に。本質的にマイルが一番合うし、展開に左右されない柔軟性は持っているよ。グランアレグリア相手に荷は重いと思うが、プレッシャーもないし、この馬の力を発揮してくれればいいかな。東京コースは問題なく、速い時計にも対応出来ます。」とのコメントを寄せていたが、結果は9着。中途半端な形となってしまい、2着争いからは離される格好となってしまった。勝ち馬を意識し過ぎたか。
Gランブリングアレー
調子→
「以前は気持ちのもろいところはあったが、前走はあの馬場状態でも頑張ってくれたし、改めて精神面の成長を感じた。小回りの中山ではちょっと厳しかったが、東京のマイルなら対応出来ると思う。」とのコメントも、今回2着に好走し波乱の立役者に。持ち時計はなかったが速いペースにも対応出来る事を示した。充実一途。
Hテルツェット
調子↑
「前走は中山にもうまく対応してしっかり勝ち切ってくれた。放牧を挟んで疲れも取れたし、今回もいい状態で臨めそう。体重も前走より減る事はないはず。東京1600メートルは走り慣れていて、結果も出している舞台。相手は強いが勝ち負けになっても不思議ないと思う。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。さすがに位置取りが後ろ過ぎたか。末脚不発に終わってしまい痛恨の一戦。
Iレッドベルディエス
調子→
「前走は追いだしを待つ余裕があったし、決め手の違いを見せての完勝。着差以上に強い内容だった。だいぶ力もつけている。蹄の不安が治まり、体も減らなくなったので、加減せず調教できるのは何より。今回も前走と同じ馬装で臨む予定。この強い相手にどこまで頑張れるかだ。」とのコメントも、今回12着に敗れる形。久々の重賞挑戦がGI、流石に荷が重かったか。
Jダノンファンタジー
調子↑
「テンションは少し高めながら融通の利く範囲内で、帰厩後の雰囲気はいい。レースに落ち着いて臨んで、マイルの距離でもうひとつタメを作る事ができれば。」とのコメントも、今回7着に敗走。キレる脚がないだけに、後方スタートとなってしまったのは痛恨。距離ももう少し短い方が良いか。
Kサウンドキアラ
調子→
「メンバーは強力ですが、ここ2戦の内容からも復調を感じさせる。自分のリズムで運んでどこまでやれるかでしょう。」とのコメントも、今回11着と結果は振るわず。近走の良さを全く出す事が出来ず…。年齢が年齢だけに次走立て直せるか。
Lプールヴィル
調子→
「前走はマイルでもいい走りができていたし、余裕残しを叩いて上積みが見込める。ゲートも近走はスムーズ。枠順も特に気にならない。」とのコメントも、今回17着と大敗を喫する形。前走こそ好走したものの、一級線が揃うと現状マイルは長い印象。
Mディアンドル
調子→
「以前は折り合いに苦労する面があったようですが、前走はリラックスした走りで、追ってからもしっかりと反応してくれました。先進的に成長していますね。ポジションにはこだわらず、この馬のリズムを守って走り、うまく持ち味を出したいと思います。」とのコメントを寄せていたが、結果は4着と望外の善戦。結果的にこの馬のリズムを頑なに守った事が好走に繋がったか。馬自身も5歳を迎え、着実に力を付けてきている。
Nアフランシール
調子→
「順調だし脚元も問題ないからね。ここ2戦の最終調整は坂路だったけど、今回はウッドチップコースでやれた。上積みは見込めるよ。流れやすいGIのマイルなら競馬はしやすい。どこまで。」とのコメントも、今回16着と大敗を喫する形。ペースは流れたが、追走に苦心していた印象が強く…。まだまだ力不足。
Oリアアメリア
調子↑
「今回はある程度の位置を獲る為、意識的に前進気勢が出るような調整に。それがいい方向に出て、スタミナに優れたこの馬本来の良さをレースで発揮出来れば。」とのコメントも、今回13着に敗れる形。現状の脚質だと、後方に控える形では厳しいか。スタミナを思えばもう少し前々で運びたかったところ。
Pスマイルカナ
調子↑
「休養前は使いながら体を作ってた馬なので、前走は体重減うんぬんより、一度緩んだ体が戻っていなかった。本当に良くなるのはまだ先だが、実績と地力では上位。気持ちで走るタイプでもあるし、当日までに少しでも状態をあげていきたい。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。やはり本調子には程遠かったか。無理矢理前へと行ったが、直線ではガス欠となってしまった。
Qレシステンシア
調子↑
「先週の調教では前走時に乗った時と同様にいい動きでした、感触は良かったです。今週もいい調整ができていたと聞いていますし、状態は良さそうです。東京のマイルになりますが、距離は心配していないし、スピードが持続するタイプで合っていると思います。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。激しい先行争いに巻き込まれる形も、2着馬とはそう大きく離されず。展開ひとつで即巻き返し可能。