2021年6月20日 阪神11レース　マーメイドステークス（G3）

�@シャムロックヒル
調子→
「放牧を挟んでココを目標に調整。いい仕上がりで臨めるし洋芝で勝っている馬だから、今の時期の力の要る馬場も苦にしない。格上挑戦とはいえ50キロで臨めるし一発に期待。」と意外にも強気なコメントを寄せていたが、故にか結果も1着と大激走し波乱の立役者に。舞台、展開、斤量、全てがかみ合ったとはいえ、レース振りは文句なしの一言。条件次第で引き続き注目。

�Aアブレイズ
調子→
「1週前の追い切りが坂路で自己ベスト。馬体に張りが出て、精神的にも充実しているのを感じる。良馬場なら力は発揮できる。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。ペースは緩かったが、3〜4コーナーでは逆に下がってしまう形。重賞でやるには未だ力不足か。

�Bホウオウエミーズ
調子→
「放牧を挟み、ここを目標に順調。時期より落ち着きもあって雰囲気はいい。内回りは合うし軽ハンデも魅力。少し時計が掛かれば善戦も。」とのコメントも、今回5着に敗れる形。見込み通り時計は掛かったが、最後追い込み切れず…。もう一段階成長を見込みたい。

�Cカセドラルベル
調子↑
「前走は動きづらい場面があったものの、ラストはじりじりと伸びていた。開幕週の馬場は合うし、阪神での走りもいい。状態も上向きなので、重賞でも楽しみ。」とのコメントを寄せていたが、結果は12着と大敗を喫する形。終始中団に控える形も直線伸びず。力不足感は否めず、オープン特別で見直したい。

�Dシャドウディーヴァ
調子↑
「予定していたヴィクトリアマイルを骨りゅうの為回避して、その後はココを目標に調整したが、今はその心配がなくいい状態。前走は出遅れがあったが、馬場が悪すぎて厳しかった。右回りでも大丈夫だし、改めて期待。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。結果的に斤量が響いたか。最後猛追するも捉える事が出来ず…。

�Eフィリアプーラ
調子→
「放牧明けですが、馬はたくましくなっているし、前走以上の体調で臨めます。極端な重馬場は良くないけど、少し時計の掛かる馬場がベスト。状態の良さを生かしたい。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。時計は掛かっていたが全く抵抗する事が出来ず。前走内容を想えば物足りない一戦。

�Fレッドベルディエス
調子→
「前走はメンバーも強い上に、ずっと外を回らされてきつい競馬に。その後も在厩して調整し、調子も上向いている。決め手はここでも通用する筈。モタれ癖も改善したし、右回りも問題ない。」とのコメントを寄せていたが、結果は10着。後方に控える形もジリジリとしか伸びておらず、速い上がりを使えない結果。力不足感は否めないか。

�Gソフトフルート
調子↑
「いい追い切りができました。前回を使っての疲労もなく、更に上向いている印象。体が増えているのもいいと思う。力試しの一戦ですね。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。結果的に早仕掛けで後続の目標にされてしまったのが痛かったか。プラス10キロもベストとは言えない馬体重。

�Hイズジョーノキセキ
調子→
「短期放牧明けですが、ポン駆けが利く気性で仕上がりはいい。久々の重賞になるが斤量差があるし、やれていい力はある。楽しみにしています。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。斤量差があっただけに、前走ほど速い上がりを使えなかったのは見立て違いだったか。自己条件で改めて。

�Iキングスタイル
調子→
「小柄な牝馬だけど、中間も負荷をかけてしっかりとやれているし、状態はいい。前走がいい勝ち方だったし、軽量を生かしたいね。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。前走はマクる形だったが、今回は終始最後方からでマクれず。もう一段階力を付けたい。

�Jパッシングスルー
調子→
「前走後もダメージはなく、順調に調整出来て状態は上向いている。長く脚を使えるので阪神のこの距離は良さそう。力を出し切れれば楽しみ。」とのコメントを寄せていたが、結果は16着と最下位に敗れる形。マイナス10キロという馬体重からも本調子でなかったか。立て直したい。

�Kアンドラステ
調子↑
「休みが長くなったが休養前と変わらず動きはいい。精神的にも落ち着いています。初めての2000メートルがどうかですが、今のテンションと気性ならもつのではないかと思っています。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。状態面は良かったが、後半の激流に巻き込まれる形。完全に息が整っていなかったか。

�Lクラヴェル
調子→
「初めて在厩のままで続けて使いますが、よく食べていてコンディションは良好。この時期が合っています。格上挑戦ですが51キロは魅力。斤量差を生かせれば。」とのコメントも、今回2着に好走する形。後方から鋭く追い込んだが、逃げ馬がそのまま残ってしまったのは誤算だったか。

�Mサンクテュエール
調子→
「今週の追い切りは活気もありつつ、まとまった走り。体調はいい。前走でテンに出していったことで、よりポジションも取りやすくなっていると思う。コーナー4回の舞台への対応力が鍵だが、状態の良さを生かせれば。」とのコメントも、今回11着に敗れる形。終始好位に付けることは出来たが、本質的に4回コーナーを回る形が得意ではないか。

�Nミスニューヨーク
調子→
「前走は初の左回り、ワンターンの設定で流れに乗り切れなかった。状態はいいし、走り慣れた右回りで巻き返したい。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。近走内容を思えば案外過ぎる結末。早急に立て直しを図りたいところ。

�Oアッシェンプッテル
調子→
「仕上がりは順調です。締まったダートが合うタイプなので、以前から芝を試してみたいと思っていました。めどが立つ走りができればと思います。」とのコメントも、今回13着と結果振るわず。現状はダートの方が良さそうな印象。次走再注目。