阪神11レース 宝塚記念(GI)
トップ > レース回顧 > 阪神11レース 宝塚記念(GI)

2021年6月27日 阪神11レース 宝塚記念(GI)

@ユニコーンライオン
調子→
「前走は展開に恵まれただけに、一気の相手強化でどこまでやれるのか。ただ、休養を経て精神面で大きく成長し、集中力が持続するようになっている。パワーのある馬なので、多少の馬場渋化も問題ない。」とのコメントを寄せていたが、結果は2着に粘り込む形。迷う事無くハナを切った鞍上の好判断が光った。荒れた馬場も全く問題ない。

Aレイパパレ
調子↑
「レース後の回復が早かったし、前走時の調整過程を成功体験と捕らえて、中間は同様のメニューを消化。状態は申し分ないですね。今回はマークも厳しくなると思いますが、パワーアップした今の状態なら楽しみですね。」とのコメントも、今回3着に敗れる形。結果的にユニコーンライオンにハナを奪われてしまったのは痛恨だったか。距離もこの馬にはやや長かった印象。

Bメロディーレーン
調子→
2200メートルは少し短いかもしれないが、雨が降って馬場が渋ってくれれば。後ろから行くとキレ負けするので、前目に付けて、どれだけ粘れるか。」とのコメントも、今回11着に敗れる形。前が止まらないだけに、後方からのレースでは厳しかったか。

Cワイプティアーズ
調子→
「前走はよく頑張ったと思うし、疲れもなく引き続き体調はいい。調教の動きもよかった。距離はこなすと思うが、相手が強いからね。どこまで頑張ってくれるかだね。」とのコメント、故にか結果も10着と振るわず。好位につけることは出来たがプレッシャーが厳しかったか。このメンバーに入ると力量的にやや厳しいか。

Dアドマイヤアルバ
調子→
「坂路で単走追いは予定通り。動きは悪くなかった。枠順は特に気にしておらず、騎手に指示を出す事はないが、前々でもまれずスムーズな競馬をして欲しい。道悪になった時は、やってみないとわからない。」とのコメントも、今回12着に敗れる形。このメンバーを相手に最後方追走では厳しい。

Eシロニイ
調子↑
「中間も脚元の不安がなく順調。この馬にしては少し距離不足だが、梅雨の時期でタフな馬場になりそうなのは魅力。しぶとさを生かしたい。」とのコメントも、今回13着と最下位に敗れる形。純粋なスピード競馬になると厳しい。前走の疲れもまだ抜けきってはいなかった印象。

Fクロノジェネシス
調子↑
「手応えと反応は良かったです。休み明けですが、コンディションは良さそう。以前のレースも見ていましたが、別の馬の後ろで我慢が利いて、だんだんと加速する事ができるし瞬発力もある。Gi経験も豊富。勝てると思ってます。」と強気なコメント。その発言通り、好位から横綱競馬で押し切る完璧なレース内容。グランプリホースの威厳を見せつけた。馬体は完成の域。

Gカデナ
調子→
「マイルGIの流れに戸惑うかと思った前走でも内から伸びたし、今は本当に充実していますね。速い流れを使ったことで、今度は無理せずポジションを取れるのでは。展開が向けば上位に食い込んでもいい。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。最後方から4コーナーではマクる形。それでも前の有力馬達を捉えるには至らなかった。

Hアリストテレス
調子→
「前走はいいポジションで、折り合いもスムーズでしたが4着。あの内容を考えると距離が長かった感じ。適距離は2200〜2500メートルくらいだろう。長くいい脚を使うタイプで良馬場が理想だが、この距離なら多少の道悪でもこなすと思います。」とのコメントも、今回9着と大敗を喫する形。春先のレース内容を想えば物足りない。ひと息入れて巻き返しを図りたいところ。

Iカレンブーケドール
調子↑
「レースを組み立てやすい馬だから特に注文はなかったが、偶数で極端なところではないこの枠はいい。追い切った後も、落ち着きがありつつ先頭モードに入っているし、馬体をふっくらと見せて状態は言う事がない。力は証明済みなだけに、全てがかみ合えばGIを獲れるチャンスがある。」とのコメントも、今回惜しくも4着に敗れる形。3〜4コーナーでは良い手応えだったが…。今回は上位3頭の地力が純粋に上だったという印象。

Jモズベッロ
調子→
「道悪もこなすが、本来は跳びが大きくて良馬場タイプ。良い馬場なら脚を使えると思っているし、強い馬と少しでも接戦に持ち込めれば。」とのコメントを寄せていたが、結果は8着。陣営のコメントとは裏腹に、やはり本質的には重馬場でこそか。良馬場のキレ味勝負だと分が悪い。

Kミスマンマミーア
調子→
「前走は上がりが早くて厳しい展開だった。2走前は速い時計で勝っているし、阪神ではしっかり走れているからね。馬場も問わないので、強い相手に一つでもいい着順を目指して頑張って欲しい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。最後方付近から上がり2位の脚を使い、見せ場は作った。上位とは純粋に地力の差。

Lキセキ
調子↑
「放牧先で馬体は戻っていたし、帰厩後の調整も順調で、まだまだ馬に若さを感じる。2年連続2着のレースで転機も不問。先週、ジョッキーが騎乗してゲートも確認してもらったし、いいイメージでレースに臨める。」と強気なコメントも、今回5着に敗れる形。好位から良い粘り腰を見せたが、やはり良い頃と比べると物足りなさは否めない。この秋どこまで巻き返せるか。





Copyright(C)競馬予想って本当に当たるの!?