距離は万能 新潟・東京の芝、中山・阪神のダートを得意とする【リンカーン】
現役時代の成績 【23戦6勝】
【主な勝ち鞍】
日経賞 、
京都大賞典 、
阪神大賞典
【代表産駒】
デルマドゥルガー、マイネリスペクト
現役時代は5戦3勝で挑んだダービーで8着。菊花賞はザッツザプレンティに2着と惜敗。3歳暮れの有馬記念ではシンボリクリスエスに敗れたものの2着を確保するなど、高い能力を見せていた。
4歳時には春の阪神大賞典でザッツザプレンティを破ったが、天皇賞(春)で折り合いを欠き惨敗。6歳時には日経賞を優勝し挑んだ天皇賞(春)でディープインパクトに屈した。
産駒の獲得賞金上位の馬を見ると、母系にノーザンテーストを持つことが多いため、相性が良い。ニジンスキー系もデルマドゥルガーを輩出していることから悪くない。小回りと洋芝の道悪が狙い目であり、函館芝や京都・阪神の内回りでの単勝回収率は100%を超えている。
父と似た機動力を活かした走りをする産駒が多いので、基本的には広いコースでは割り引きたい。ダートでは東京・京都で不振傾向で、夏の北海道開催では芝ダートで距離を問わず穴馬になるため、注目すると良い。以上の点を踏まえて競馬予想に臨みたい。