1200mが主戦場でも小回りなら1800mまで【ショウナンカンプ】
現役時代の成績 日香通算【19戦8勝】
【主な勝ち鞍】
高松宮記念 、
スワンS 、
阪急杯
【代表産駒】
ショウナンカザン、ショウナンカッサイ、モトヒメ
2001年に中山競馬でデビュー。3歳時は主にダート短距離を中心に使われ、1000万下特別戦を勝ち上がるまでに留まった。翌年、明け4歳となった3走目の山城Sで機転が訪れた。デビュー以来の芝とあって5番人気に甘んじたが、ここを快勝。
オープン入りを果たし、次走のオーシャンSも危なげなく勝利で収めた。そして挑んだ高松宮記念では重賞未勝利ながら前2走の走りを評価されて3番人気に支持された。レースでは他馬を寄せ付けない完璧な逃げ切りで重賞初勝利をG1戦で達成。
しかし、その後休養を挟んだ函館スプリントSでは4着、秋のスプリンターズSでは3着とまりと勝ちきれない走りが続いた。
5歳になってから阪急杯を制し、高松宮記念連覇に挑んだが、ゴール前で失速し、ビリーヴに敗れ7着。連覇達成とはならなかった。その後、右前脚屈腱炎を発症したために現役を引退、種牡馬となった。
産駒がデビュー当時こそ56%と高い勝率を誇っていたものの、最近ではペースダウンしている。ダート戦よりも芝が得意で、距離は1200mまでがベストだが、小回りが利くコースなら1800mまでは我慢して走る。
中でも、3番枠、7番人気時に高い複勝率を誇っている点は競馬予想の際の注目点としておきたい。