種牡馬/リオンディーズ
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現役時代の成績 通算【5戦2勝】

【主な勝ち鞍】フューチュリティステークス
【代表産駒】ティアップリオン ヴェールクレール ジュリオ

2歳11月、京都芝2000mでデビュー。1番人気に支持され後続に1馬身以上の差をつけての強い競馬でデビュー戦を飾った。そのままフューチュリティーステークスに臨み、最後方からの競馬だったが見事な末脚を見せて優勝。世代間での最強馬となった。

3歳になり弥生賞で2着に入賞すると皐月賞への切符を無事に入手するも、ゴール前でのもみ合いで降着も含む5着、日本ダービーも鮮やかな末脚も届かず5着止まりとなった。その後、屈腱炎を発症し休養を余儀なくされたが、さらに繋部の断裂が見つかり復帰は困難と判断され種牡馬入りとなった。

まだ、種牡馬として輩出した産駒は少ないが、少ないながらもその傾向が無いかデータからひも解いてみたい。まず、生産者を始め陣営も探り探りな段階ながら芝176戦、ダート86戦と芝を多く使われている傾向が見て取れる。芝での距離だが、現段階では不得意な距離はほぼ無いと言って良い。もちろん分母が少ないからだが、おおむね2割を超える複勝率を誇っている。中でも1200mでは31.6%、1400mで30.4%、1800mで40.6%という結果となっている。ダートではさらに分母が少ないが、1400mで複勝率が19.0%となっている点は評価したい。

競馬場別の芝の成績では、阪神競馬場東京競馬場中山競馬場京都競馬場と中央開催の競馬場で特に高い複勝率を誇っているのが特徴。ダートでも同様の傾向が出ているが、若干中京競馬場での数字が落ちる点だけ留意して予想に取り組みたい。