種牡馬/リーチザクラウン
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現役時代の成績 通算【26戦4勝】

【主な勝ち鞍】きさらぎ賞 マイラーズカップ
【代表産駒】ニシノストーム ニシノアジャスト スペシャルトーク

2歳10月、京都芝1800mでかのブエナビスタを押さえての2着でデビュー。次いで勝利を収めるとラジオNIKKEI賞で2着、きさらぎ賞を手中に収め、クラシックへの道が見えたかに見えたが出走した皐月賞では13着の大敗。一方で続いて臨んだ日本ダービーではロジユニヴァースの2着と好走を果たした。4歳になってマイラーズカップを制するとマイル戦を中心に使われたが目立った勝ち鞍に恵まれないまま引退、種牡馬となった。

産駒特徴だが、まず芝550戦、ダート306戦と使われており父同様芝を中心に使われる傾向が強いことがわかった。そしてまず芝の距離適性についてだが、1200m〜1400mで複勝率20%を超えて好走をしていた。マイル戦も走らないことはないのだが、短距離に比べると成績は落ちる。1800m以上になるとさらに成績は落ちるので軽視してかまわないだろう。一方、ダートでは1600m〜1800mで複勝率が2割前後となっていてまずまず。1200mなどの短距離も悪く無いが、長距離はやはり軽視が必要そうだ。

競馬場別の成績、芝では札幌競馬場函館競馬場小倉競馬場で複勝率が高く小回りが利く傾向が見て取れる。一方、京都競馬場は数字が低くあまり得意ではないようだ。ダートでは札幌競馬場、新潟競馬場中京競馬場で高い複勝率を誇っている一方、福島競馬場、京都競馬場でかなり低い数字となっている点も注意したい。

馬場状態についてだが、芝での複勝率では稍重11.9%、重馬場21.6%、不良馬場0.0%となっている。良馬場では10.7%なのでむしろ重馬場なら走れると見れないことも無いが、基本的には道悪はそんなに得意ではないと言えそうだ。ダートでもその傾向は同様で重馬場の複勝率が高くなっているが、典型的な道悪巧者とは言えなさそうなので敬遠するのが無難と言えそうだ。