種牡馬/キズナ
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ディープインパクトの正当後継者【キズナ】

現役時代の成績 日本、フランス通算【14戦7勝】

【主な勝ち鞍】 日本ダービー 大阪杯 京都新聞杯
【代表産駒】マルターズディオサ ディープボンド ビアンフェ

2歳10月、京都芝1800mでデビュー。2馬身差の快勝だったが7頭立てと頭数が少ないこともあり評価が分かれる。3歳になってのクラシック戦線では弥生賞に挑むも5着にとどまり皐月賞は回避となった。

その後、毎日杯に挑むと後ろからの末脚一閃で3馬身差で差し切る競馬を見せ、日本ダービーへの弾みを付けた。そして本番を向けた日本ダービーでは最後方からの追走にも関わらず、またも最速の上がりを見せて見事1番人気に応える結果となり、80頭目のダービー馬となった。秋はフランスに渡りニエル賞を獲るも、凱旋門賞は4着と敗れた。

4歳は大阪杯を復帰戦に選び、またも最後方からの競馬で見事に優勝。その後は天皇賞春を進も4着に敗れる。長い休養を経て翌年に京都記念、大阪杯と好走をするも、再度挑戦の天皇賞春を7着に敗れ引退、種牡馬となった。

産駒では、1200mの函館2歳ステークスを勝ったビアンフェ、2200mの京都新聞杯を勝ったディープボンドらがいるように距離適性は万能に見える一方で、マイル戦のみ連対率が2割を切っているのは面白いデータ。

競馬場別では京都競馬場阪神競馬場小倉競馬場で3割を超える高い複勝率を誇っています。一方で福島競馬場では複勝率が15%台と大きく数字が落ちるので、小回りな競馬場よりは大きい競馬場の方が好走しやすいという傾向が出ています。

クラス別では1勝クラスが40%を超える高い複勝率を誇っており、3連複などでは軸にしたい1頭。新馬戦・未勝利戦では勝率がグッと下がるので、勝ち抜いてきた馬を追いかけるのが予想的中に貢献しそう。