福永祐一（フクナガユウイチ）

【代表的な重賞】日本ダービー（2020年コントレイル）　安田記念（2019年インディチャンプ）　JBCクラシック（2018年ケイティブレイブ）

かつての個人的な見解では、生粋の牝馬たらしで牝馬の扱いに非常にたけていた印象だが、G1レースの優勝歴を見ると2016年秋華賞のヴィブロスを除けばすべて牡馬だった。いつのまにか牡馬の扱いの方が得意になっていたようだ。2020年にはコントレイルに騎乗して三冠馬達成に一役買っている。2013年にはリーディングジョッキーの地位も得ており、当然人気馬への騎乗依頼は多い。そんな福永騎手でどのように儲けるか。人気別の攻略法を見ていきたい。

1番人気861戦：連対率53.8％　複勝率67.6％
2番人気790戦：連対率41.3％　複勝率55.1％
人気の騎手と言うこともあり、1番人気に支持されることが多いが、2番人気に支持されることも多いことがデータでわかる。3番人気640戦、4番人気562戦と上位人気に大体位置していて、当然結果も出してくれるのだが、やはり回収値は100を超えてこない。どの人気のときに儲かるのか見ていきたい。

7番人気：単回値153　複回値81
9番人気：単回値104　複回値86
10番人気：単回値116　複回値122
11番人気：単回値207　複回値98
12番人気：単回値0　複回値136
上記のような結果となり、一桁人気後半なら単勝でも勝負が出来そう。なんなら10番人気11番人気程度でもベタ買いで回収している点からアタマにしても面白いかも知れない。

競馬場別で見てみると面白い結果となった。京都競馬場、阪神競馬場の2会場だけで2400戦をこなしており関西を中心にしているが、得意な競馬場もここに含まれてくる。
・新潟競馬場166戦　単回値110　複回値86
・阪神競馬場1320戦　単回値104　複回値83
・小倉競馬場85戦　単回値121　複回値85

特に騎乗の多い阪神競馬場で回収値が100を超えているのは興味深い。それだけこちらも投資のチャンスが増えるということだ。それから複回値では函館競馬場、福島競馬場も高いのだが、騎乗回数が20回未満とかなり少ないので今回はデータからは除外して良いだろう。

最後に福永騎手と相性の良い、我々を儲けさせてくれる種牡馬の一覧を並べてこの記事のまとめとする。
・マンハッタンカフェ産駒　単回値119　複回値70
・ロードカナロア産駒　単回値105　複回値74
・ルーラーシップ産駒　単回値104　複回値99
・シンボリクリスエス産駒　単回値160　複回値100
・ゼンノロブロイ産駒　単回値146　複回値105
・エピファネイア産駒　単回値206　複回値138
・エンパイアメーカー産駒　単回値76　複回値124
・ヴィクトワールピサ産駒　単回値160　複回値97
・ストリートセンス産駒　単回値137　複回値103
・メイショウサムソン産駒　単回値145　複回値85

（※2015年1月1日〜のデータ調べ）