種牡馬/トランセンド
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ダートでの確実なセンス【トランセンド】

現役時代の成績 通算【25戦10勝】

【主な勝ち鞍】チャンピオンズカップ マイルチャンピオンシップ南部杯 フェブラリーステークス
【代表産駒】メイショウダジン プロバーティオ コスモインペリウム

3歳2月、京都芝1800mでデビュー。1番人気に支持されたが2着での入賞となった。2走目で競争中止となり、次からダートに転校することになった。一回は京都新聞杯を使ってみるも、やはりダートでの適性が認められ8月にはレパードステークスを勝ち、ダートでの路線を確定するに至った。

4歳時にはみやこステークスを優勝、続いてジャパンカップダート(現チャンピオンズカップ)を優勝、翌年にはフェブラリーステークスも優勝し、スマートファルコンと並んでこの時代のダート界をけん引した。

産駒の特徴だが、芝133戦、ダート627戦とやはりダートで使われている傾向が出ている。分母が少ないので信頼度は低いが、1200mでの複勝率は34.2%と優秀。2000mも33.3%と好走が伸びている。ダートでは1800mで複勝率28.2%と飛び抜けて高い。他にも特に不得意と思われる距離は無く、ダートでの走りは信頼できそうだ。

競馬場別の成績では、中京競馬場新潟競馬場が複勝率2割を切っている以外は、不得意な競馬場は無いというデータになっている。施行回数と複勝率の観点からみると中山競馬場、阪神競馬場の2つが安定しているので軸馬として予想に組み込みやすいかも知れない。

馬場状態についてだが、ダートでは良馬場の複勝率24.5%、稍重25.0%、重馬場24.7%、不良馬場11.9%となっていて、不良馬場以外は問題なく走れている。芝については頭数が少ないこともあって今回は割愛する。