2015年ダービー馬がキングカメハメハの血を繋ぐ【ドゥラメンテ】
現役時代の成績 日本、UAE通算【9戦5勝】
【主な勝ち鞍】日本ダービー 皐月賞 中山記念
【代表産駒】タイトルホルダー キングストンボーイ ジュンブルースカイ
2歳10月、東京芝1800mでデビュー。単勝1.4倍の圧倒的な人気に押されるもコンマ1秒差で2着と惜敗した。その後未勝利戦で勝利を飾り、共同通信杯も2着に入賞すると、続く皐月賞で見事優勝。日本ダービーに向かい晴れてダービー馬となり二冠となった。
秋に菊花賞や凱旋門賞などを視野に入れていたが骨折が発覚し長期休養を余儀なくされた。4歳になり9か月ぶりに中山記念に出走し見事勝利、UAEに渡りドバイシーマクラシックで2着に入賞、宝塚記念も2着に入賞したのち、競争能力の喪失が指摘され種牡馬となった。
産駒の成績傾向だが、ダートは使われることはほぼ無いので今回はデータは度外視することにする。芝での成績だが、1600m〜2000mで特に優秀な成績となっていて、中でも2000mでは高い複勝率を誇り優秀な血統が着実に受け継がれている。2021年現在では3歳馬までの成績なのでこれからクラシック戦線も賑わしていく産駒が生まれてくるだろう。
競馬場別では新潟競馬場、中京競馬場、京都競馬場での成績がいまいち振るわないが、それ以外の競馬場ではのきなみ高い複勝率を誇っている。特に阪神競馬場では複勝率31.7%となっており予想の際には信頼のおける存在となりそうだ。
道悪は特に問題ないが不良馬場になると途端に悪いデータとなるので、稍重程度までの馬場で検討材料としたい。