種牡馬/エイシンフラッシュ
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ダービー馬の正当な血統が花開くか【エイシンフラッシュ】

現役時代の成績 日本、香港、UAE通算【27戦6勝】

【主な勝ち鞍】 京成杯 日本ダービー 天皇賞・秋 毎日王冠
【代表産駒】アーデントリー ココロノトウダイ カリオストロ

2歳7月、阪神芝1800mでデビューするも6着に敗退。初勝利は続く京都での芝2000mとなった。3歳年明けとなると京成杯をハナ差で制し、皐月賞への弾みをつけた。臨んだ皐月賞では後ろからの競馬となったが、これがのちに同馬のスタイルを決定付けることになるが結果は3着。

そして臨んだ日本ダービーでは、皐月賞で確立した後ろからの競馬で、上がり3ハロン32.7秒の最速の上がりでターフを駆け抜け見事ダービー馬となった。距離の観点から菊花賞へは進まず、ジャパンカップ有馬記念を続けて敗退。

4歳になって安定して好走するかと思ったが、後ろからの競馬で前が開かない不運も続き勝ち切れないレースが続き、4歳時には優勝はゼロ。5歳になってドバイに挑戦するがこれも結果を残せず、春のグランプリ宝塚記念も6着に沈んだ。

休養明けの毎日王冠をたたき台にして臨んだ天皇賞・秋は、圧倒的な末脚一閃で切れ味の鋭い脚を証明してみせた。

6歳になりクイーンエリザベス2世カップでは3着、天皇賞・秋も3着と好走するも年齢的な観点から種牡馬となった。

産駒では短距離から中距離を得意とする馬が多く、長距離となると成績がグッと下がるので割引が必要か。具体的な距離で言うと1400mと2000mに好走データが多く、1600m〜1800mになると少し好走率が下がるので注意が必要。

道悪は大層得意で稍重〜重馬場を苦にしない。先行馬がバテたところに末脚一閃を決める産駒たちの活躍を今後も期待したい。