種牡馬/エピファネイア
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良血シーザリオの血を引く逸材【エピファネイア】

現役時代の成績 日本、香港、UAE通算【14戦6勝】

【主な勝ち鞍】 神戸新聞杯 菊花賞 ジャパンカップ
【代表産駒】デアリングタクト アリストテレス オーソクレース

2歳10月、京都芝1800mで後続に3馬身差をつけて快勝。続く京都2歳ステークスラジオNIKKEI賞も快勝。クラシック戦線へと名乗りを上げた。弥生賞では4着と敗れたが皐月賞では2着に入賞、日本ダービーでも2着とタイトルこそ獲れないでいたものの着実にその実力を見せつけて臨んだ秋、大幅に距離の伸びる菊花賞でついにG1制覇を遂げた。

4歳の復帰戦で大阪杯を使うと最後の足が間に合わず3着に敗れる。続いて香港でクイーンエリザベス2世カップに挑戦するも4着に敗れる。国内に戻り休養明けの天皇賞秋で6着と叩くと続くジャパンカップでジャスタウェイに4馬身差を付ける大賞を果たした。5歳になってドバイワールドカップに挑戦して敗退。そのまま種牡馬となった。

父同様、産駒たちも長い距離をよく走る。マイル戦でも複勝率33.5%を誇るが、2200m以上となると4割を超える好走率となっている。長い距離のエピファネイア産駒は狙い目と言えるだろう。ダート戦は基本的にあまり使われることは無いが、使われたとしてもあまり走らない。1800mだけは複勝率2割を超えることもあるので注意が必要だ。

競馬場別では福島東京小倉だけ複勝率が3割を切るが、それ以外は3割を超える高い複勝率を誇り、特に中京競馬場での好走が目立つ。複勝率は41.9%を誇っている。距離については競馬場を問わず延長は歓迎だが、短縮は苦手としているので予想の際は前走距離との比較を忘れないようにしたい。