和田竜二（ワダリュウジ）

【代表的な重賞】京都新聞杯（2020年ディープボンド）　宝塚記念（2018年ミッキーロケット）　シリウスステークス（2018年オメガパフューム）

中堅のイメージの強い和田竜二騎手だが父も兄も厩務員という競馬一家の出らしい。大きなレースでの優勝はそんなにイメージが無いので、メインレースだけを買っているユーザーからはあんまり印象は少ないかもしれないが、データ的にはそういう選手の方が面白いデータを吐き出しがちなので期待してみて行こう。まず、和田騎手はどのような人気を背負ってレースに臨んでいるのだろうか。
3番人気521戦：連対率29.4％　複勝率40.7％
4番人気529戦：連対率21.7％　複勝率35.2％
5番人気534戦：連対率17.0％　複勝率25.8％
6番人気541戦：連対率11.8％　複勝率19.0％
7番人気518戦：連対率11.4％　複勝率19.7％

全5584戦でかなりのレース数をこなしている和田騎手だが、1・2番人気に支持されるレースよりも３〜７番人気に支持されることが多い。一方で、どの人気でも回収は出来ていない。ベタ買いによって回収ができていたのは唯一これだけだ。
12番人気231戦：単回値112　複回値79

レース数は200戦を超えているのである意味、挑戦するに値するが、12番人気をピンポイントで狙うのは難しいと思うので、やってみる人は気を付けながらやってみてほしい。

続いて競馬場別はどうだろう。京都競馬場・阪神競馬場を中心に騎乗をしており、65％がこの2会場で騎乗をしているが、回収値が100を超えているのは基本的には無い。唯一、
札幌競馬場12戦：単回値48　複回値159

というデータがあるが、これは2020年のみのデータであり、2021年も引き続き札幌競馬場での騎乗が見込めそうな場合は、複勝をベタ買い可能かもしれない。

ベテラン騎手ほどムラの無いデータが見えてきているが、最後に和田騎手での騎乗で回収値の高い種牡馬を並べてこの記事のまとめとしよう。
ディープインパクト産駒　単回値100　複回値88
キングカメハメハ産駒　単回値102　複回値84
ルーラーシップ産駒　単回値96　複回値100
キズナ産駒　単回値272　複回値137
ゼンノロブロイ産駒　単回値60　複回値111
エイシンフラッシュ産駒　単回値173　複回値74
ヨハネスブルグ産駒　単回値125　複回値118
カジノドライヴ産駒　単回値137　複回値141
フレンチデピュティ産駒　単回値300　複回値144
エピファネイア産駒　単回値121　複回値90
フェノーメノ産駒　単回値105　複回値135

（※2015年1月1日〜のデータ調べ）