岩田康誠（イワタヤスナリ）

【代表的な重賞】阪神大賞典（2020年ユーキャンスマイル）　天皇賞・春（2018年レインボーライン）　府中牝馬ステークス（2017年クロコスミア）

園田競馬場のトップジョッキーだった岩田騎手だが、中央に移籍し活躍を果たした。無事に息子を中央の騎手に送り込むことにも成功し、そういう意味ではやり手の騎手である。一時はG1を数多く勝っており、そのたびに行われる勝利ジョッキーインタビューでは全然しゃべれないというのが印象的。腰を上下にぴょんぴょん跳ねるような追い方に物議を醸したりいろいろと話題に事欠かない男だったが、最近は少し大人しい印象。そんな岩田騎手での儲け方を調べてみよう。

全4964戦の中でトップ３に支持されたのはこの人気。
2番人気632戦：連対率33.9％　複勝率50.5％
3番人気591戦：連対率26.6％　複勝率40.9％
4番人気547戦：連対率15.4％　複勝率27.2％

トップ３の人気支持で全体の35％を数える。ほかのベテランジョッキーと同様、回収値を超える人気が無く、人気別の切り口は岩田騎手には適用は難しそうだ。

競馬場別ではどうだ。京都競馬場、阪神競馬場での騎乗がほとんどだが、他の競馬場でも騎乗することがある。しかし、これだけ騎乗していても横山典弘騎手と同様、回収値が100を超える競馬場はなく、この切り口も利用できそうもない。

と、なると最後に望みを託すのはやはり種牡馬別だろう。最後に回収値の高い種牡馬を並べてまとめとする。
ステイゴールド産駒　単回値83　複回値106
ルーラーシップ産駒　単回値87　複回値124
カジノドライヴ産駒　単回値133　複回値157
ヴァーミリアン産駒　単回値135　複回値165
トランセンド産駒　単回値229　複回値145
モーリス産駒　単回値227　複回値110
Teofilo産駒　単回値125　複回値153
ケイムホーム産駒　単回値100　複回値180
トーセンホマレボシ産駒　単回値236　複回値150
リーチザクラウン産駒　単回値387　複回値109

（※2015年1月1日〜のデータ調べ）