サンデーサイレンス・フジキセキから繋ぐバトン【ダノンシャンティ】
現役時代の成績 日本通算【14戦6勝】
【主な勝ち鞍】 NHKマイルカップ
【代表産駒】スマートオーディン ジャコマル グロワールシチー
2歳11月に京都芝1800mでデビュー。好位から抜け出す王道の競馬で勝利を飾ると、続くラジオNIKKEI賞では3着に入賞した。共同通信杯を使い2着に好走すると、続いて毎日杯を快勝。皐月賞は回避し、NHKマイルに挑戦すると、後方待機で直線だけで残り15頭をごぼう抜きにする末脚を披露、人気に応えて圧倒的なタイムで走破してみせた。ちなみにこの時の1.31.4秒はレコードとなっている。
その後、変則二冠を目指して日本ダービーへと向かうが骨折が判明したため回避となった。骨折休養後、有馬記念に出るも惨敗。翌年に京都記念や大阪杯に挑戦するも屈腱炎を発症し、そのまま引退となった。
産駒の特徴としては芝であれば、おおむね3割を超える高い複勝率を誇る。マイル戦では26.7%、2000mでは21.4%となっておりマイル戦の方が得意だというデータが出現している。
競馬場別の成績では東京競馬場での複勝率が3割を超えて特に優秀な数字となっている。その一方で京都競馬場、小倉競馬場では2割を下回っている。他には阪神競馬場での数字が3割に迫っており得意な競馬場と言えそうだ。
馬場状態別だが、道悪はほとんど苦にしないが、不良馬場だけは複勝率が下がるがサンプルが少ないので留意しておきたい。
ダートはあまり使われることは無いが、短距離であれば2割程度の複勝率を誇っているため注意が必要だ。他には芝・ダート問わず若い時の成績が良い傾向があり、古馬になればなるほど軽視できるのも特徴の一つと言えるだろう。